マルチメディアの利用例:自分で使う音声コンテンツを自分で作って活用する有効性

有効な聴覚メディア

私は寝ている時や車を運転している時、オーディオドラマや、ビジネスセミナーの音声を聞くことがよくあります。

サラリーマン時代、通勤電車の中では、本も読みましたが、音声の利点を感じたことが多かったです。特に帰りの電車の中では、目が疲れていて、細かい 活字を読むことが困難なことが多かったのです。そんなとき、小説を読む代わりにオーディオドラマをよく聞いてました。

 

私はよく、メルマガや電子書籍のテキストをコピペして、朝食を摂っているときに音声読み上げソフトで再生します。
もちろん機械の判断なので、文字の読み間違いは頻発するのですが、はじめからそんなものと思っていれば内容は十分理解出来るものです。

 

音声で情報を得る欠点は、日本語には音だけではわからない言葉が多いことです。同音異義語というやつです。

 

普段、私がセールスコピーの原稿を書くときも、書き上がったテキストを機械に読ませると、客観的に文章の思わぬ間違いや欠点に気付くことがよくあるので重宝しています。

 

ところで、本を読んでいると、いつの間にか集中力が低下して、字づらだけ目で追っていることがありませんか?

私は、ふと気付くと、全く内容を理解せずに読んでいる瞬間が結構あります。これは読んでいることにはなりませんよね。
その結果、「まずまず興味深い本だったけど、読み直しが必要だな」となって、身にもならず処分もできず、本棚に戻すことになります。

朗読をして気付くこと

今回、私は、ちょっと読み直す必要を感じていたビジネス書を、録音しながら音読してみました。
恐らく読み直しても、途中で集中力が低下したりすると想像できたので、音声ファイルにしてしまって、後から何度でも聞き直せるようにしよう、という目論みもあったのです。

つまり 自分で使う コンテンツを自分で作ってみたわけです。

 

これは元々滑舌がよくない私にとっては、人前で話すときの訓練にもなって一石二鳥です。

合計で正味1日半を使って、録音は完了しました。

発見したことは色々あります。

 

最近、文章の読み間違えが多いことは自覚していました。原因はいろいろ考えられます。

一つは視力の問題。
なめらかに読むために、少し先まで文章を目に入れておくということが必要なのですが、視界が狭くなっていて、それが出来ない。特に改行を含んだ文章になると、それができない。
これは速読が出来ない原因でもあります。

 

それから、文字を見て、意味は 頭で理解しているのですが、似たような意味の「違う言葉」が口から出てしまう。
これは老化現象の一つです。

右脳と左脳を結ぶ 脳幹の働きが弱くなってくると、こういうことがおきます。

お年寄りが「扇風機をつけてくれ」という代わりに、「冷蔵庫をつけてくれ」と言ってしまったりするのも、これが原因です。

 

ところが、長時間ぶっ続けて読んでいると、ある程度は なめらかに読めるようになってくるんです。

視野が広がって、つかえにくくなる事を体感しました。(もっとも、疲労から別の朗読乱れは起きてきます)

 

私たちは普段、頭の中の考えを口に出してます。

聞きやすい話をするためには、それにも訓練が必要です。

しかし時々は、このように文字で書かれた文章を口に出して読むという訓練も、脳や滑舌の訓練としてとても有効だと思いました。

 

あなたも、ご自分の学習用に朗読・録音をしてみてはいかがでしょうか?

但し、他人の書籍を朗読した音声は、あくまでも自分専用としてのみお使いください。

YouTubeにアップしたりすると、著作権違反になる恐れがありますのでご注意ください。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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