遺跡のミニチュアセット制作-03・道具作り

2017年4月に予定している、「映画工房カルフのように」さんとのコラボ企画、「SFX特撮映画ワークショップ」のためのミニチュアセット制作の続き。

発泡スチロールは軽くて体積を稼げるので、立体造形の芯としてよく使われます。

材料の大きなスチロール板も、ホームセンターなどで安く買えるので都合がいいのですが、カッターナイフなどで裁断すると、細かい屑が出て、結構大変な事になります。

そこで、ニクロム線が付いた専用の電熱カッターを使うことになります。

指でスイッチを押している間、ニクロム線が熱くなって、サクサクと発泡スチロールを切断できるのですが、自由な形には切り抜ける半面、真っ直ぐ切断するのが困難です。

いつもは、テープや輪ゴムで発泡スチロールに角材を取り付けて、角材にニクロム線を当てながら切断していたりするのですが、これも面倒なので、簡単なアタッチメントを作ることにしました。

材料は道具箱やガラクタ入れから探し出してきたものばかり。
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電熱カッターを着脱できる構造にします。毎度、原始的でみすぼらしい工作です・・・

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電熱カッターを取り付けたところ。垂直の板は移動できるように、赤いクランプで固定する。

クランプは、後で、大きいダブルクリップに交換予定。

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垂直な板の位置を変えることで、スチロールの幅を変えることが出来ます。

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アタッチメントを取り付けた電熱カッターで、ザクザクと材料を切り出して、ボンドで接着して、原型を作っていきます。

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この子供だましに見えるのミニチュアセットを、どこまでリアルに仕上げられるか。

順次続報を公開していきます。

このモデルは、「SFX特撮映画ワークショップ」で使用しました。

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