職人技の伝達に動画活用
その職人技は後継者にうまく伝わっていますか?
先日、ある町工場の事例を伺う機会がありました。その方は自ら町工場の経営もされていて、世界的にも希少なノウハウをお持ちの職人でもあります。特定の業界内では、40年間、第一人者として頼りにされている方です。しかし、「後継者がいない」という悩みをお持ちです。
後継者不足は、仕事を依頼する側にとっても深刻な問題です
升田企画では、職人技の技術伝達にも、動画が大いに活用出来ると考えています。
もちろん、ただ、撮影したものを見るだけで、職人技が伝えきれるものではありません。
それでも、後継者の方にとっては、見たいときに師匠の技を再確認できるビデオは極めて有効です。
「実際に見ているときは、つい手元ばかりに集中していたが、動画で見直したら腰の使い方に気付いた」という事もあるでしょう。一流のスポーツ選手や武道家が、先人の古い映像を見て、参考にすることもあるくらいです。映像には見る側のレベルに応じて、深い情報を受け取れる特徴があるのです。
また、後継者候補の人を集めたい、という場合も、最初のプレゼンとして、技術を披露する動画を利用するのも有効だと思われます。
「うちの技術は地味だから、そうそう興味を持ってもらえないよ」という声も多く聞きますが、実はその通りです。でも、考えても見てください。正直な姿を見せて、興味を持てない人を集めても意味はありません。
逆に派手な宣伝をして勘違いされて集まった人が、最後まで残るとは思えません。
たとえ地味な職人技でも、本来、その作業に向いている人が目にすれば、惹かれるものがあるはずです。
職人の原石をふるいにかける意味でも、ビデオを制作して公開する意味はあると思います。
「いつでもできるから、いつかやろう」というお考えの人にはオススメしません。恐らく、最後まで実行されないからです。
「すぐにでもやるべきとは思っているが、何ができるか分からない」という方は、まず、ご相談ください。具体的にお困りの事例をお知らせいただければ、適切な解決案をご提案いたします。事例によっては、動画の活用ではなく、内部での改善案を無料でご提案するだけになるかもしれません。どうぞ、お気軽にご相談ください。
升田企画では、お客様の課題、「こんな事に困っている」という声を少しでも多く収集することが、的確なサービスをご提供するための基礎情報になります。ご相談・お問い合わせは歓迎します。