求人広告で絶対にやってはいけないこと
「求人が上手くいかない」そんな声をよく聞きます。
技術的にもしっかりした会社で、十分に魅力的だと思えるのに、「大手のような知名度がないので、募集をかけてもなかなか応募が無い」というお話を伺いました。
特に中小企業にとって、社員は財産です。
求人は需要な課題と言えます。
よくある求人広告の失敗
求人で絶対にやってはいけないことは、「実情とは違う、美化した内容で募集をする」ことです
当然ですが、騙すようなやり方で募集人数を増やしても、理想的な人材が確保できるわけはありません。
ところが、驚くべきことに、これをやっている企業が多いんです。
例えば、
- 古い社屋を見せたくないために、きれいな会場で面接する
- 社内の写真を加工(偽造)する
- 報酬・条件等を偽る
場合によっては、応募者が妥協して、一旦は入社するかもしれません。
しかし、殆どの場合は短期間で退職するでしょう。当然です。
そうなると、またゼロから求職活動をしなくてはならない双方にとって、大きな損害が発生します。
私には、インチキなコンサルタントのように「こうすれば求人問題は簡単に解決する」という話はできません。
他の事案と同様、状況を分析して、色々と試しながら、より有効な方法を探し続ける必要があるからです。
提案:実情を誠実に説明する「動画」を求人広告と連動させる
提案の一つは、「動画」のパワーを活用することです。
全く同じことを伝えていても、「文章」と「動画」では、記憶への残り方も印象も大きく異なります。
動画には自然と膨大な情報を盛り込めるからです。
例えば、経営者が直接カメラの前で
- 当社ではこんな人材が不足している
- 募集している部署での作業はこんな内容
こういったことを、会社説明会での個別面談と同様に、誠実に話すのです。
それに加え、
- 実際の作業現場の映像
- 作業者本人による仕事内容の説明
などをできるだけ多く入れると、パンフレットだけでは伝わらない、会社の姿がリアルに浮かび上がってきます。。
映像では、文章だけでは伝わらない職場の雰囲気などが自然と伝わるからです。
「その雰囲気が自分に合いそう」と感じた人だけが応募してくる可能性が高くなるので、結果的に「良い求人広告」となり得ます。
映像の「見映えの良さ」に走らない
求人動画は社内で作れればそれでも構いませんし、業者に依頼しても構いません。
注意すべきなのは、「ただ見映えのする動画」を業者に作らせても効果は期待できないということです。
「効果」とはもちろん「良い人材を確保する」ということです。「キレイな動画を作ること」ではありません。
もちろん、他の条件が全て同じであれば、より
- 高画質
- 美しい映像
- 洗練された派手な編集
の映像が効果的かもしれません。
しかし、求人に応募してくる人が求めているのは、もちろん、そんな上辺の映像技術では無いはずです。
- どんな仕事をやるのか
- 職場はどんな環境・雰囲気なのか
- 社風が自分に合っているのかどうか
といった、資料からは読み取れない情報のはずです。
単に映像技術を売りにするのではなく、映像以前の正しい提案ができる業者と、二人三脚で広告動画を作ることをオススメします。
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