赤字に苦しむ演劇関係者の方へ

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    あなたも「舞台映像製作」と「発表会映像製作」を混同していませんか?

    甘く見られている「映像の需要」

    これは、舞台演劇の関係者である、あなたへの質問とご提案です。

    舞台演劇の基本は、「劇場でお客さんに演劇を観てもらうこと」。

    私も、これに異論はありません。

    しかし、その上で、舞台演劇の映像版製作も強くオススメする根拠が3点あります。

    舞台の映像版を勧める3つの理由

    1. 地理的・時間的問題で、劇場に来られない人が大多数だから
    2. 劇団に興味を持ってもらう前に、劇場に足を向けさせるのは困難だから
    3. ファンとしては、グッズが欲しいから

    劇場で生の芝居を観てもらうのが、最も望ましいのは確かだとして、

    • 地方に住んでいて劇場には行けない
    • 忙しくて都合が付かない

    という人の中にも、「映像版があれば観てみたい」という、潜在的な顧客が一定数存在するはずです。

    「やっぱり舞台は生で観てもらわないと」ということにこだわると、そんな、潜在的なファンを全て切り捨てることになります

    さらに、まだ、あなたの劇団のファンになっていない人に、「とにかく一度、来てみてよ」というのは、相手にとってハードルが高すぎると気付いていますか?

    音楽バンドのライブに知り合いを呼ぶときでも、「デモ音源」を先に聞かせて、「こんな音楽だよ」と教えるのが当たり前です。その上で、好みが合えば、安心してライブに来られるわけです。

    舞台の映像版があれば、その一部を「デモ」として活用できます。

    普段、演劇に縁がない人にも、スマホやPCで映像を観せることは比較的容易です。それをきっかけに劇団に興味を持ってもらえる可能性が出てきます。

    実際に劇場に足を運ぶ、コアなファンにとっても、実はその劇団の公演ビデオを購入する動機があります。

    • 劇団を応援したい
    • 観ていない過去の公演がある
    • 今回の芝居に来られなかった人へのお土産にしたい

    公演の終了とともに消えていく儚さが、舞台演劇の魅力の一つですが、それとは別に、映像には映像の魅力や役割があるわけです。

    舞台のDVD製作を「コスト」と勘違いしていませんか?

    残念ながら、多くの劇団運営は、資金面で余裕が無いと聞きます。

    舞台の映像製作をご提案すると、「やりたいけど余裕がなくて」という声もあります。

    でも、ちょっと待ってください。

    「販売用の舞台映像製作」と、「発表会のビデオ製作」を混同していませんか?

    発表会のビデオは、完全に自己満足。関係者の「記念品」に過ぎません。

    ビデオ製作費はそのまま「コスト」として負担になります。

    しかし、舞台のビデオは、立派な「商品」です。

    例えば、6万円を掛けてビデオを製作したとしましょう。

    そのDVDを2000円で販売したとします。たった30枚売れば、回収できる金額ですよ?

    公演終了後に、役者さんたちが手売りをするだけでも、十分に販売可能な枚数ではないですか?

    31枚目からの売上は利益になります。

    資金に余裕が無い劇団こそ、副収入になる、舞台の映像版製作に取り組むべきではありませんか?

    一年のうち、公演していない期間中も、映像版を宣伝・販売することで、劇団の活動をアピールすることも出来ます。売上を次回の公演の費用に加えることも出来るでしょう。

    舞台の映像版製作は、「コスト」ではなく、逆に、劇団の収入源にすべき「投資」だということを正しく認識してください。

    ビデオに、チケット代と同じ料金を払うのか?

    ライブの魅力の100%をビデオで伝えることは不可能です。

    そのため、「チケット代と同じか、より高い金額ではDVDは売れないだろう」と言う人がいます。

    でもそれは、観客の負担(コスト)を甘く考え過ぎていると言わざるを得ません。

    劇場に2時間の公演を観に行くということは、多くの人にとって、半日から一日を費やすことになるんです。暇な人ばかりではありません。サラリーマンであれば、1日の価値は10000円以下ということはないでしょう。

    芝居を観るためのコストが、チケット代の2000円と思ったら大間違いということです。

    人によっては10000円以上のコストを費やすのが、「劇場での観劇」です。

    劇場に来てもらうことで、その人の半日から一日の時間を奪っている、という現実をもっと重視しましょう。

    「10000円は出せないが、2000円のDVDは購入できる」という人の方が多いと想像できますよね?

    もちろん、ビデオ映像は、生の舞台の魅力にはかないません。でも料金分の魅力は、十分に伝えられます。その上、遠方に住む人、忙しくて観劇の都合がつかない人が喜ぶと気付いてください。

    舞台映像製作のススメ

    舞台映像の制作には、「撮影」と「編集」が必要です。

    多くの映像業者は、これをセットで請け負いますが、升田企画では、撮影済みの映像をお預かりして、「編集のみ」の作業も承っています。

    舞台映像製作のポイントは間違いなく「編集品質」です。

    いくら高画質のカメラで綺麗に撮影したとしても、編集レベルが低いと、眠くなって最後まで見ていられないものになります。

    発表会の記念ビデオではありません。第三者から見て「エンターテイメントのドラマ映像」として成り立つレベルで編集する必要があります。

    升田企画では、これまで、様々なアマチュア劇団や商業劇団の舞台映像の製作を行なってきたため、独自ノウハウがあります。

    舞台演劇だけでなく、普段から自主映画などの映像作品も製作しているため、ドラマとしての編集を得意としています。

    撮影済みの映像素材をお送りいただければ、舞台の演出効果を考慮した、「最も鑑賞しやすい形」に短期間で編集いたします。

    整っている一般の撮影環境

    撮影については、もちろん、プロのカメラマンがプロ用のカメラの特性を活かして行うことがベストです。

    しかし、家庭用のビデオカメラの性能も上がり、大きな失敗さえしなければ、十分に鑑賞に耐えられる映像を、アマチュアカメラマンでも簡単に撮影できるようになってきました。

    舞台の公演時、「撮影」の部分を撮影業者に依頼せず、劇団関係者が行うことで、大幅な経費削減ができます。

    劇団関係者が撮影を行うと、単に撮影料金が掛からないだけではありません。

    期間内の全公演を撮影しておいて、最もクオリティの高い上演回の映像を商品化することも出来るメリットもあります。

    撮影業者に全公演の撮影を依頼すれば、最低でも、10数万円~20数万円は掛かるでしょう。

    舞台の撮影をご自身で行なう場合は、無料でご提供しているメール講座「舞台撮影入門」で撮影のコツを身に付けてください。

    この講座では、私自身が舞台の撮影時に注意していることを、全て解説しています。

    無料メール講座「舞台撮影入門」の登録はこちらから

    映像編集だけはプロへの依頼をオススメします

    撮影したビデオ映像を、PCやスマホで編集することが可能です。

    しかし、舞台撮影映像の編集には熟練技術が必要です。

    毎日、映像編集を行なっているわけではないアマチュアの方が、商品としての舞台映像に仕上げるには、技術習得のために、膨大な時間が必要でしょう。

    間違いなく、もっとも安上がりな方法は、「販売用舞台映像の編集」を得意とする業者に外注することです。

    編集料金の例)

    • カメラ1~2台で撮影した映像を使用して、1時間程度の作品に仕上げる場合:¥2~30,000程度
    • カメラ4台で撮影した映像を使用して、2時間程度の作品に仕上げる場合:¥5~60,000程度

    升田企画では、撮影状態や仕上げのご希望に合わせて、事前にお見積り致します。

    現状維持の体制で好きな演劇が続けられますか?

    演劇の稽古や、観客の前で演技をして反応を味わうことには、とても魅力があると思います。
     
    しかし、昔ながらの手法だけで赤字の公演を続け、「資金や気力が尽きて解散」という劇団がたくさんあります。
     
    少しでも、長く演劇活動を続けるためには、「芸術面・創作面」の追求とは別に、「経済面」の課題を無視するわけには行きません。

    映像制作は事態改善の手段

    ビデオ映像は、
    • 劇団の新規顧客発掘
    • ファンの固定化
    に圧倒的に役立つツールの一つです。
     
     
    「演劇はライブが全て。映像化は魂を売るようなこと」という考えであれば、あなたの運営方針に口を挟む余地はありません。
     
    しかし、もし、ここまでの提案をご覧になって、舞台の映像版製作に興味を持たれたら幸いです。
     
    興味はあるけれども
    • 過去に舞台のビデオ撮影をしてみたが、魅力的に見えなかった
    • 自分たちの舞台が、ビデオ商品になるのかどうか分からない

    という不安を持たれる方もあるかもしれません。

     
    そんな方は、遠慮なくご相談をお寄せください。
    あなたの劇団の、新たな可能性が広がることを願っています。
     
     
    升田
     

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