「いつか書こう」=「書かない」。自分史の最速完成を支援します

あなたの歴史を形にしませんか?
自伝や自分史の自費出版が一般的になってきました。特に、日本の高度成長期に活躍された方たちの体験は、貴重な記録としても大変に価値のあるものです。出来ることなら是非、ご自分でじっくりと原稿を執筆され、本の形に残していただきたいと思います。友人同士の記憶の共有として、また、下の世代への指南書としても、素晴らしい財産になるでしょう。
想像してみてください。あなたの思い出や実績がぎっしりとつまった本が、お手元にある様子を。
本の形であれば、好きなときに何度でも読み直すことが出来ます。とても贅沢なことではないでしょうか?
孤独な原稿執筆が続けられますか?
当事者であるあなた自身が、原稿を執筆することは一番、理にかなっています。記憶が曖昧な点を確認する必要があったとしても、ご自分の体験や、当時の心境など、もっともリアルに書けるからです。
しかし、まとまった量の文章を書く習慣が無い方も多いでしょう。
1冊の本の形にする場合、例えば10万文字程度の原稿が必要です。原稿用紙に換算すると250枚ほどです。これは、通常の長編小説に匹敵する分量です。文章を書くお仕事をされていない限り、なかなか、これだけの文章を書く経験はありません。
理屈からすれば、毎日コツコツと原稿用紙10枚ずつ執筆すれば、ひと月で書き上がることにはなります。しかし、それは、職業作家の執筆ペースです。
では、毎日1枚ずつ執筆することを、250日間継続できますか?実際には相当の強い意志と根気がない限り、実行は出来ないでしょう。
素人が書けない理由
仕事として文章を書き慣れている人は、どうして早く書けるかご存知ですか?
それは、
- 方針を決める
- 細かいことを気にせずとにかく文字にする
- 文章を整える
ということを切り分けて執筆できるからです。
一方で、執筆の素人は、始めから文章としての体裁を考えながら書こうとしてしまいます。すると、書こうとするエピソードが思いついても、無意識のうちに、「かしこまった文章の形」に変換してから書こうとしているんです。当然、執筆のペースは極端に遅くなりますし、無駄に頭を使うので、疲労が大きくなります。
結果、「これだけ時間が掛かったのに、原稿が少ししか進まない」と感じて、やる気が無くなっていくんです。私も子供の頃は、作文が大の苦手でしたが、思い返してみると、これが原因でした。
新しい「自分史」の作り方
自分史は、履歴書・経歴書の要素だけでは成り立ちません。直接体験したエピソードがたくさん盛り込まれていてこそ、愛着が持てて、他人が読んでも楽しい自分史になります。上質の自分史は、楽しいエピソード集になっている必要があるんです。
では、どうしたら効率よく、しかも楽しく、エピソード集を作れるか。それは、先にインタビュー版のエピソード集、つまり、映像版を先に作ってしまうことです。
一般的に、「文章を書くこと」と「映像を作ること」では、文章を書くことのほうが簡単なイメージがあると思います。しかし、実際には、エピソードを文章で表現することより、エピソードを話すほうが遥かに簡単です。
もちろん、いきなり上手く話すことは出来ないかもしれませんが、質問に答える形で話していくと、すぐに慣れます。その様子をビデオで撮影しておいて、適切な編集を加えることで、見やすいインタビュー映像で構成された、「映像版の自分史」が完成するわけです。
映像版自分史は、知人や親類に渡すためのDVDも安価で作成できます。見て欲しい人に関するエピソードも入れておくことで、鑑賞する側も、とても楽しめるものになります。
映像版を元に書籍版も作成可能です
映像版自分史で終わりにしても構いませんが、そのビデオを元にして、内容を文字に変換して書籍を作ることもできます。話し言葉のままでは、書籍用の文章になりませんが、書き起こした文章を元に、こちらで本の原稿用にリライトいたします。
構成を整え、文章を整え、読みやすく、分かりやすい文章にに変換したあとで目を通していただき、必要であれば、ご指示に従って修正を加えます。原稿が準備できれば、印刷をしない「電子書籍」の形での出版も可能ですし、紙の本の形で印刷・製本も可能です。
料金体系
例えば、大手新聞社で自分史のサービスがあります。一例をあげると、
原稿持込の場合:¥610,000
インタビューをする場合:¥1,110,000
という高額な料金になっています。
「大手新聞社の記者経験者に書いてもらう」ことに絶対の価値を感じるのであれば、このようなサービスを利用すると良いでしょう。しかし、あくまでも、内容こそが大事というのであれば、升田企画では個人事業の強みを活かして、ずっと低料金でサービスを提供できます。
一例としては、
インタビューは1回から2回。合計6時間前後。
映像版自分史作成:¥98,000
映像版自分史+書籍用原稿作成(電子書籍用データ変換を含む):¥198,000。
紙の本を製作する際は、ほぼ実費+手数料を追加します。(2019.9.2現在)
原稿データををご自分で、お近くの「町の印刷屋さん」に持ち込んでいただいて、製本されても構いません。ご家族、ご友人がインタビュー映像の撮影をすることで、さらに料金を低くおさえることも可能です。
映像版自分史作成(撮影を除く場合):¥58,000
(料金はあくまで一例です。事情によって柔軟に対応しますので、どうぞ、お気軽にご相談ください)
また、ご自身で撮影される場合は、予め細かな撮影アドバイスをさせていただきますので、是非ご利用ください。