ライブ講座と動画の組み合わせ

ライブ講座の効率を上げる工夫

一方通行の情報提供は非ライブ的

私は時々、「ストーリー映像制作講座」などを開催したりします。これは主に

  • 物語のあらすじの作り方
  • あらすじを元に、映像作品を作るにはどうしたらいいか

というようなことを、受講生の方にレクチャーする内容です。しかし、常々感じている、発信側の不満、効率の悪さがあります。

それは、「ライブである意味がない時間が長い」ということです。

会場で受講生を前に、講師としてお話をするのですが、「伝えたい情報量」が非常に多い場合、一方的に講義をする時間が長くなる、という事です。せっかく、その場所に来て、同じ時間を共有しているわけです。

質問に答えたり、一緒にワークショップに手を動かしながら、わいわいと楽しむ時間を過ごしたいと思っています。しかし、現状では、少なくとも時間の半分は、授業形式になってしまう。一方的に、「こちらがお話をする」という形になってしまうわけです。

講座の時間は限られています。伝える側も、大慌てで話をするような形になりがちです。話の内容を消化しきれないうちに、「さあ、これからワークをしましょう」というようなことになってしまっているかもしれません。

解決策は動画活用

「動画」は様々な場面で課題解決に役立つツールです。

ここでも、やはり「動画」をもっと活用して、「有意義なワークショップを作った方がいい」と、反省も込めて考えています。

具体的には以下のような形にすることです。

  • 一方的に授業形式で情報を伝える、という部分については、動画を作る。
  • 受講者には、申し込んでもらってから、実際の講座の日までにその動画を見ておいてもらう

このような形にすれば、「情報の詰め込みによって消化不良になる」ということが防げます。

受講生の皆さんは、自分のペースで、わからないところは繰り返し動画を見ることで、理解の度合いを高めてから会場に来られるわけです。

忙しい中、せっかく集まったライブの場では、

  • もう一歩深い話
  • ご質問質疑応答

が出来ます。

「その場に一緒にいるからこそできるコミュニケーション」が取れるということです。

事前動画は、講座を受けた人には「副教材」としてお渡しすることも出来ます。動画を書き起こして、「テキスト教材」にすることもできるでしょう。

動画は効率よく情報を伝えるのが得意です。講座の前の、

  • プレ講座
  • プレ勉強会

のためのコンテンツを作って、活用すると有効なのではないかなと考えています。

この反省を踏まえて、今後、私は自分の講座などは、動画も組み合わせて構成していきたいと思っています。

そんな動画を作りたい、という場合はご相談ください。企画段階からお手伝いします。

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