ビジネス紹介動画のテンプレート

動画はビジネスに有効

ビジネスの紹介のための「パンフレット」や「チラシ」と「動画」は何が違うかというと、動画の方が同じ時間で伝えられる情報量が圧倒的に多いということがあります。

それから、同じ内容の「文章」と「動画」を使って、その情報を受け取った側が、「どれだけ長い間正確にそれを記憶しておけるか」と実験をしたデータがあるそうです。

圧倒的に、「視覚」と「聴覚」を使って情報を与えられた方、つまり「動画」が、自分で「文字」を読んで得た情報よりも、長く正確に記憶していられるそうです。つまり、動画で伝えた方が記憶に残るし、理解もしやすいということなんです。

ですから、自分でビジネスをされている方は、その紹介は動画でやりましょうということを提案しているわけです。

でも、いきなり「動画で伝えろ」と言われても、なかなか難しいはずです。間違って、テレビCMのような動画を作っても、全く効果は期待できません。

そこで、簡単なテンプレートを用意してみました。それに合わせて動画を作って、発信してみたらどうかというご提案です。

ビジネス動画のテンプレート例

このテンプレートは、擬似的に「インタビュー形式」という体裁をとっています。実際には、一人語りをしているところをビデオカメラで撮影しても構いません。「そこに相手がいる」という想定で、質問に答えると、撮りやすいはずです。

質問1:

「あなたのビジネスは、どんな人を助けるビジネスですか?」

はじめにこの質問を持ってくることで、該当する人にだけ続きを見てもらいやすくなります。その質問に、できるだだけ具体的に答えているところを撮影してください。

広告でよくある間違いは、とにかく多くの人に声を届けようとしてしまって、全く関係のない人にも聞かせようとしてしまうことです。該当しない人は、あなたの商品やサービスを購入することはありません。

対象を中途半端にして、該当しない人を引き止めることは、あなたにも相手にもマイナスにしかなりません。

質問2:

「今のビジネスを始めたきっかけは?」

これは何のためかと言うと、共感を得るためです。

「こういう人が、こういうきっかけで、こういうビジネスを始めたんだな」ということを、顔を見ながら判断できることが大事です。あなたを見て、共感をした人は、仕事を頼みやすくなるわけです。

もちろん、あなたの顔を見て話を聞いて、反感を持たれるという可能性もあります。「虫が好かない」というようなことはあるんです。私は、それを怖がるべきではないと思っています。

結局は、人と人が関わってビジネスをするわけですから、単に「虫が好かない」というような理不尽な理由であったとしても、そういう相手と一緒にやり取りをするのは、トラブルの元だと思うんです。ですから、あなたが顔を出して話すことによって、「この人とは仲良くなれそうにないな」という判断をした人が離れていくことは、むしろ正しい行動だと考えましょう。

あなたの話を聞いて、共感をしてくれているという人の方が、実際に会った時も話しやすいですし、相手も安心するわけです。

質問3:

「自分のビジネスが他の同業者と異なる点は何ですか?」

セールスコピーライティングなどでは、「USP」と呼ばれるものです。おすすめしない答えは、「安くやりますよ」というようなキーワードを入れることです。当然ですが、「安くやりますよ」と言った場合は、安さを求める人が集まるわけです。

それよりも、「迅速に対応します」とか、「特殊な技術」に触れるとか、「親身になって考えます」とか、必ずしも技術的なことではなくて、「姿勢」も、人間関係においては非常に重要なことですから、十分売りになるわけです。

質問4:

「その商品・サービスを手に入れると、どんないいことがあるんですか?」

できるだけ具体的な例を考えて、描写しましょう。商品やサービスの特徴だけを言っても、多くのお客さんはその先を想像する力がないと思ってください。

質問5:

「それが欲しい場合はどうすればいいですか?」

問い合わせの後、「じゃあ作業をお願いします」となった時には、どういう風に作業を進めるのか。

例えば、遠くに住んでいる人が実際に会わずに、メールのやり取りだけで仕事ができるのか、とか、作業の進め方や納品までの様子を知らせてあげます。

そして最後に、「お問い合わせはこちらまでお願いします」という案内を付けます。

それから、もしあればとても有効な情報なんですが、「あなたのお客様の推薦の動画」を作ります。あなたのサービスを購入しました、とても良かったですよ、というような証言をしてくれる方がいれば、是非そのコメントを撮らせてもらいましょう。

それによって、「安心して任せられる相手なんだ」ということが分かって、ビジネスの紹介に非常に有効です。

当たり前のことですが、嘘や誇大表現のは駄目です。その場しのぎで相手を騙して、一旦お金を払ってもらったとしても何の意味もありません。マイナスです。ビジネスというのは、1回買った人が、「ここは信頼できるから」といって、もう1回買ってくれる、あるいは誰かに紹介してくれる、そういう存在にならないと回っていかない。

そういうことに注意しながら、まず、ご自分のビジネスの宣伝用動画を持っていない人は、このテンプレートに沿って作ってみてはいかがでしょうか?

私自身の宣伝用動画を参考までにご覧頂けると幸いです。

升田企画の例

升田企画は中小企業や個人事業者向けに、ビジネス動画の制作・活用をご提案します。

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    会社設立10周年ビデオを制作された、株式会社オクト社長・池田様のコメントです。

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