ビジネス動画を作れない勘違い

広告系のビジネス動画を活用しないのは何故ですか?

ビジネスは、商品・サービスの販売をしなければ始まりません。

インターネットで動画配信が無料で出来る時代に、動画を活用しない理由はなんでしょう?

  • 現状が順調で、新しい施策が不要
  • 動画に取り組むのは面倒

という方は、以降の情報は不要です。動画活用は検討されなくていいでしょう。

しかし、中にはこんな勘違いをされている方もいるようです。

  • 動画活用をするほどの資金が無い
  • 自社製品がないから動画が作れない
  • 平凡な商品やサービスを提供しているので、動画でアピールできない。

もし、こんな勘違いで動画活用をためらっているとしたら、こんなにもったいないことはありません。ここでは、その説明をしたいと思います。

広告の基本はセールスコピーライティング技術

動画は、応用範囲が広い特徴がありますが、「広告系の動画」について言うと、基本になるのは、「セールスコピーライティング」の技術です。昔ながらの「チラシ」の技術です。

ちなみに、紙のチラシも、その構造を正しく理解して作られていない事が多く、数万枚配っても「成果ゼロ」という事も珍しくありません。

動画も、紙のチラシも、媒体に過ぎません。セールスコピーライティングの技術を使って「反応に繋がる構造」を考えて作ることが不可欠です。

ビジネス動画の誤解と実際

動画は高い?

ビジネス動画の活用をためらう理由の筆頭は、「動画は高い」という思い込みです。

比較対象として、チラシの活用の料金を調べてみてください。

デザインと印刷込み(10000枚)では、¥37,500~¥53,000あたりが一般的とわかるはずです。しかも、これは「安さを売りにしている業者」の料金です。

チラシの配布には、この他に人件費も掛かります。このチラシは、A4~B4の片面です。ここに書かれた情報量は、動画で表現すると、わずか15~30秒でしょう。

動画の表現方法にもよりますが、例えば、¥50,000の資金があれば、数倍の情報量の広告動画が作れます。

しかも、チラシと違い、動画であれば、何万回再生されようとも、追加印刷のようなコストは掛かりません。

また、運用の途中で内容を修正しても、古いバージョンが「無駄な在庫」になることはありません。

それらを考えると、紙のパンフレットやチラシより、動画の方がはるかに安上がりである事がわかると思います。少ない資金から始める必要がある場合は、動画こそが適しているということです。

自社製品が無いから映像にならない

これも、多く聞かれる声です。確かに、自社製品がある場合は、「特定の製品の開発物語を具体的に盛り込める」など、動画の無限の展開が見込めます。

しかし、「受注した製品を作っているだけなので、動画が作れない」と考えたら大間違いです。単に、「製品の映像が使えない」という制約があるだけです。会社の「売り」である、「技」や「体制」は十分に訴求できるはずです。(ただし、自社の「売り」は第三者が客観視しないと見つけにくいのも確かです)

例えば、会社の「売り」は、様々な人達のインタビュー映像を組み合わせることで、間接的に表現することが有効です。

経営者が、「わが社の売りはこれです!」と直接アピールしても、残念ながらそのまま信用はされません。

  • 作業者が普段、心掛けていること
  • 作業風景
  • 経営者が思い描く理想と、そのための行動
  • 顧客の感想

などのインタビューを丁寧に組み合わせるだけで、文字では表せない説得力を生み出せるのが「動画」です。

この動画に、「製造している製品」の映像は不要です。

商品やサービスが平凡すぎる

これも、よく聞く声です。しかし、売れている商品やサービスのほとんどは平凡なものです。アピールポイントの選び方と広告的な行動力で、売れるか売れないかの大きな差がでます。

20世紀初のアメリカで頭、業界5位のビール会社が数ヶ月で1位になった、有名な逸話があります。

ビールの味やアルコール度数をアピールした、似通った広告で競い合っていた業界で、この会社は全く別の広告を出しました。それは、「清潔さを保つために、瓶を高温の蒸気で消毒しています」というものです。実際は、どの会社でも同じ方法で瓶を消毒していたのですが、その「当たり前のこと」をアピールした1社だけが、売上を飛躍的に伸ばした、という実例です。

「そんな事は他社もやっている」という「知識」や「業界の常識」が、セールスの邪魔をしていることは、意外と多いものです。これが、自社がアピールすべきポイントを第三者でないと見つけにくい理由です。

もし、あなたのビジネスのアピールとして、具体的な動画の活用方法が思いつかない場合は、まずはメールのやりとりで、一緒にアイデアを出してみませんか?

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