ビジネス動画活用・何から始められるのか

コロナショックは「進化のチャンス」にしないと損

2020年の春は、世界中がコロナショックの最中にいます。何もかも、「今まで上手く行っていたやり方だけでは通用しない」と痛感されているのではないでしょうか?

ビジネスにおいても、急いで「新しいやり方を増やす」必要があります。楽観的過ぎる理想論に聞こえるかもしれませんが、これは、あなたのビジネスの「進化」のチャンスにもなり得る事態です。

人同士が現場で接触を持ちにくい現状において、実用的で身近な対策としては

  • テレワークの選択肢を作る
  • 対面営業から動画営業への移行
  • 商品説明の動画を作って公開する
  • 動画コンテンツ自体を商品にしてビジネス展開する

ということが挙げられます。

これらは、元々、今回のコロナショックとは関係なく、「取り組むべき施策」でした。

しかし、

  • 昔ながらのやり方でも、ある程度、ビジネスが回っている
  • 新しいことを始めるのは、コストも掛かるし、億劫だ

という事で、先延ばしにして、取り組んでこなかった人がほとんどです。

動画コンテンツは「資産」になる

きっかけは、今回のコロナショックを乗り切るためだとしても、動画活用の施策を取り入れた場合、作成した「動画コンテンツ」はその後の「資産」になります。

  • 何とか、この時期を耐えしのいで、コロナショック後に元の軌道にもどす事だけを考える企業
  • この機会に動画コンテンツを充実させておく企業

この両者、力の差がどんどん広がっていくとは思いませんか?

キレイなプロモーション動画は「キレイな観光ビジターセンター」と同じ

何度も繰り返し、お伝えしていることではありますが、「必要な情報を有効に伝えるため」に、キレイな映像は不要です。もちろん、他の条件が同じであれば、キレイなことがマイナスにはなりません。

しかし、多くの場合は、映像にこだわる分、「シナリオ」がお粗末すぎるんです。信じられないことに「綺麗な動画なら見てくれるだろう」という、バブル期の感覚が抜けない作り手がいます。

それは、地方で失敗している観光対策と似ています。大失敗している観光対策の多くは、「キレイなビジターセンターが目玉になる」と勘違いしています。「清潔で近代的なハコモノ施設を作ったから、観光客が来てくれるだろう」という「謎の論理」で大金を投じてしまうわけです。

少し考えれば分かることです。

地方の観光地に来る人の多くは、都市部で生活する人です。「清潔で近代的な施設」など見慣れていて、何の魅力も感じるわけがないんです。

それに気付かないのは滑稽ではありませんか?

有効なプロモーションは泥臭い

それよりも、

  • 牧場で牛や馬の世話ができる
  • 田植え体験ができる
  • 海岸のごみ拾いに参加して環境問題の話が聞ける

というイベントの方が、ずっと集客できている現実があります。ビジネス動画の考え方も全く同じです。

「キレイな映像に感心して印象に残る時代」はとっくに過ぎています。

それよりも愚直に

  • 商品の開発動機
  • 苦労の裏側

などを効果的に見せることで、キレイなプロモーションビデオ以上の「強烈な印象」を残すことが出来ます。そういう印象は「どうせ買うなら、よく知っているこっちにしよう」という、行動を変化させる力を持ちます。

汎用性の高い「対談形式」の動画

ビジネス動画にはいくつかのパターンがあります。その中でも、「対談形式の動画」は、最も応用範囲の広い「型」と言えます。

勘違いしないでください。実際に、意見を持った人同士が、カメラの前で議論をするのではありません。「対談の形式」を利用して、動画を構成するんです。

対談形式の特徴は、動画に視聴者の分身が登場することです。伝えることが真実だったとしても、情報提供者の一方的な主張は伝わりにくいものです。そこで、対談動画では、「質問者」と「回答者」の役割分担をします。

「質問者」は視聴者の分身として、

  • 知識がない
  • 疑いを持っている
  • 行動しない

という設定の人物です。

視聴者が思いつくであろう疑問を、代弁する役割です。

「回答者」は

  • 質問者の疑いを晴らす
  • 商品サービスの特徴やメリットを伝える

という役割です。

「聞かれたから答える」という体裁にすると、一方的なアピールより、反感なく視聴者に情報を伝えられます。この性質を利用するのが、「対談形式動画」です。

あなたのビジネスで、どんな商品・サービスを扱っているとしても、この「対談形式動画」は使えます。

特に重要:効果的なシナリオ作成

必要なのは、凝った撮影や綺麗な映像ではありません。

  • 効果的なシナリオ
  • 見やすさを最優先にした動画編集
  • 完成動画の有効活用

これを実現することがポイントになります。

すべての商品・サービスには、長所と短所があります。対象となる商品・サービスに対する「十分な情報」を元に、「客観的な視点での訴求の仕方」が必要です。企画担当の部署があれば、専属で対応することで、有効な「対談形式動画」を作成し、運用することが可能でしょう。是非、取り組んでみてください。

もし、

  • 企画立案から運用まで担当できる専門部署がない
  • 動画活用の知識が不足している

という状況であれば、ご連絡ください。

条件に合わせて、升田企画が全面協力の上、サポートできるかもしれません。 

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