適材適所でコスト削減を
多才だからといってワンマンでこなしては無駄が多い
例えば、経理に詳しくて、経理の担当者よりも、帳簿整理を正確に早くこなせる社長がいるとします。だからといって、社長が、その作業をしてしまってはいけないとわかりますか?なぜなら、その間、「社長にしかできない仕事」がストップするからです。その上、経理の社員は、手が空くので人件費も無駄になります。本人が優秀で、人に仕事を任せられないワンマン社長が経営する会社では、しばしば、こんな状況が見られます。
当然ですが、社長は「社長にしかできないこと」を優先して行うべきです。仮に、経理の作業を担当者よりうまくできたとしてもです。
仕事の中には、
- その人にしかできないこと
- その人でなくても、ある程度できること
があります。
「適材適所」は、その人が最も得意なことをやらせる、という事が理想ですが、次善策は、「その人にしか出来ないこと」を効果の大きな順に決めていくことです。
動画でも出来ること、人にしか出来ないこと
同じことは、
- 機械と人間
- 動画と人間
でも言えます。
ある条件のもとでは、同じ情報を伝えるだけで事足りる、という仕事はたくさんあります。
仕事の工程を細かく分けて考えれば、
- 人が判断して対処しなくてはいけない部分
- 文字通り、機械的に対処が可能な部分
が見つかります。
作業の機械化は、人でも機械でも出来る部分を、なるべく機械にやらせることです。
同様に、「動画」を相手に見せることで事足りる部分は、動画に任せることで、人にしか出来ないことに人件費を集中させられます。
例えば、「セールスの場面で動画など使えない」と思っている人がいます。「相手とのやり取りが無いと、質疑応答も出来なから」と考えるようです。
セールスの場面でも、説明やプレゼンの工程は、一方向に情報を伝達します。この部分は、無駄なくまとめた動画に任せれば良いのではないでしょうか?
その上で、質疑応答のやり取りに集中すれば、より良質なコミュニケーションを取れると思いませんか?
経験の浅い担当者をベテラン並に機能させるビジネス動画
ベテランの営業マンは、自分が説明できる情報量をたくさん持っていて、説明も上手です。
それに対して、経験の浅い担当者は、知識は勉強することでインプットできても、相手にストレスなくその情報を伝えることが上手く出来ません。
相手に伝える情報の部分は動画にまとめておくことで、この問題は大幅に改善できます。動画Aを見せてから話をして、相手の反応によって、動画B、または動画Cを見せる、というような営業スタイルを作れれば、経験の浅い営業マンでも「相手の反応を判断して、最適な情報を選ぶ」ことだけに集中できるはずです。
結果的に、相手が必要とする有益な情報を、効率よく伝えられれば、営業マンとしての役割は果たせるのではないでしょうか?
それとも、動画を使って説明することは、相手に失礼なことでしょうか?
動画は人の代わりです。
適材適所で動画を活用できるように、客観的に企画・提案ができるパートナーと一緒に、ビジネス動画を制作して活用してみてください。
参考になれば幸いです。