求人活動・発信すべき情報とは?

新規採用は中小企業の課題の一つ

中小企業が抱える共通の課題の一つは、社員の新規採用の難しさですよね?

人材は企業にとって、最大の財産。今は、新型コロナの影響で、新規採用を見合わせる企業も多いとは思います。

しかし、良好なビジネスを持続させ、さらに発展させていくために、従業員の新規採用が不可欠な時期は必ずあります

問題は、知名度がある大企業に比べ、ほとんどの中小企業が「無名」である事です。求人広告を出しても、なかなか、欲しい人材は集まらないのが実情ではないでしょうか?

そんな中、「間違った求人活動」によって、採用側にも求職側にも、多大な損失が発生するので注意が必要です。

応募数、入社数を増やそうとしない

「まずは応募者や、入社人数を増やそう」という考えは間違いです。絶対にしてはいけません。

厚生労働省の資料による、新卒者の3年以内の離職率は、以下の通りです。(事業所規模30人未満の企業)

  • 高卒者の離職率:55.4%~64.9%
  • 大卒者の離職率:49.7%~57.7%

規模の小さい企業ほど、離職率が高くなります。

新入社員が企業内で一人前の戦力になるまでには、何年も掛かるでしょう。採用コストの他に、「研修」や「OJTによる他の社員の生産性低下」も含めた、多大な「教育コスト」が掛かります。3年以内に離職されては、会社にとってメリットもありません。

働く側にとっても、スキルアップしていないので、またゼロからの就職活動をすることになってしまいます。これは、双方にとっての損失です。

ですから、「数多く採用すること」より、「離職率を下げる事」を重視すべきです。そのためには、短期間で離職してしまう人は採用しないことです。

求職者が本当に知りたい情報が入っているか?

新卒者の離職理由にある、

  • 職場の人間関係が上手く行かない
  • 会社の経営者や経営理念、社風が合わない

という要素も重視すべきです。

これらは、入社してみないと判断できない部分が多く、求職者が最も不安を感じていることでもあるんです。

しかも、

  • 御社の社員同士の人間関係は良好ですか?
  • 社風は私に合っていますか?

という質問は出来ません。

質問されても、答えようがないでしょう。

しかし、

  • 職場の風景を見せる
  • 社員のインタビューを見せる
  • 経営者からのメッセージを見せる
  • 常連顧客のインタビューを見せる

というような工夫で、職場や仕事を想像させ、本人が判断する手助けはできます。

募集要項だけでなく、これらの情報開示が、「良い求人活動」に有効だと思いませんか?

(画像加工済み)

「インタビュー映像」を中心にした会社案内の動画を制作実績例の一つとして、挙げさせていただきます。(株式会社オクト様 会社紹介)

イメージを伝えるには動画が圧倒的に有効

入社前に、「いかに会社のイメージをリアルに伝えられるか」で、求職者の不安は減り、入社後のギャップを小さくすることが出来ます。それが、離職率を下げる事にも繋がります。そして、そのイメージを伝える方法として、映像(動画)が優れていることは、今さら言うまでもないでしょう。

イメージを伝える動画は、取り繕って、過度に見栄えを良くする必要はありません。

  • 社員が仕事をしている様子
  • 社員が実際に感じているやりがいや、日々のちょっと嬉しい事の話
  • 経営者の考えや自社に対する誇りについての話

このような映像を、飾らず、誠実に見せるだけで、その「背景」にある会社の文化・事情が伝わります。

その内容に親近感を感じる人だけを採用することで、双方にとって有益な就職になるでしょう。

募集要項では伝わらない魅力を発信する

福利厚生は、あなたの会社の売りとして、求人情報に記載すると思います。

しかし、

  • 「社員食堂あり」と書かれた文章
  • 社員たちが食堂で楽しげに食事をしている風景の動画

この2つでは、情報量が全く違います。

文章では、「昼食代は安く済むんだな」ということしか伝わりません。それに対して、動画による食堂風景の紹介は「仕事上の相談もしやすそう」というような、社内の雰囲気も伝えることができます。これが、「動画」の力です。

会社周辺の環境を紹介することも有効かもしれません。

例えば、「最寄り駅から少し遠い」という環境は、マイナス面でしか無いように思えるかもしれません。

でも、

  • 周囲の自然が豊かで、四季が感じられる
  • 自動車通勤が認められている

という事を、大きなメリットと感じる人もいます。その状況が魅力かどうかは「切り取り方」次第です。出来るだけ多くの情報を公開して、それを「魅力」と感じてくれる人に見つけさせる事を意識すべきです。

マイナス面と思えることを隠して募集しても、最終的に誰も得をしません。

安上がりな「ビジネス動画の活用」で状況改善を

このように、「動画の活用」は、商品・サービスの紹介だけでなく、求人活動にも非常に有効です。そして、多くの人が勘違いしていますが、「費用対効果」を考慮すれば、動画制作は圧倒的に安上がりな選択肢です。

一昔前であれば、テレビ番組で取材してもらって、ようやく「少し情報が伝えられる映像」が手に入りました。

しかし、今では、社員自らが撮影した映像を使って動画を作成すれば、テレビ番組の特集と同じ情報を伝えることもできます。是非、御社でも必要であれば、「求人活動用の動画」をHP等に組み込んでください。そして、従来の求人広告からも、その動画の視聴を誘導するリンクを設定してください。

「この会社で働きたい」と思う人を採用するための道具として、動画の活用を検討することを、強くオススメします。

升田企画では、

  • 取材を元に動画用のシナリオを作成するまでのサービス
  • 社内のご担当者が撮影した映像を組み込んだ動画制作をお手伝いするサービス

など、条件に合わせたご提案ができます。

まずは、ビジネス向け動画活用の無料相談はこちらからお気軽にご連絡ください

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