「軽」自動車への誤解
車は普段、軽自動車に乗っているのですが、この「軽」自動車には色々と誤解が付きまとっている気がします。
一時期、セルフのガソリンスタンドで、軽自動車には軽油を入れると勘違いして給油してしまった、というニュースがありました。もちろん、それは給油する人の勉強不足が原因ではあるのですが、呼び方だけ見ると「軽自動車」=「軽油で走る自動車」と見えなくもないわけです。悪いのは間違える方とは言っても、間違えてしまうと、本人だけでなく周りにも損害を与えかねないのですから、例えばガソリンスタンドで「軽油」という言い方を変えておく、という対応をしてもいいかもしれません。
最近、特に不具合を感じるのは、商業施設の駐車スペースで、「軽」と書かれた軽自動車専用のスペースについてです。
軽自動車の利点の一つは、この軽自動車専用のスペースに停められることです。
駐車場が満車で順番待ちしていても、軽自動車専用のスペースだけは空いていて、順番を飛ばして先に案内されることが、たまにあります。
「軽自動車専用のスペース」というのは、敷地の形状や、消火栓などの設備のせいで、普通車を駐車するスペースが充分に取れないところにあります。一般的に従来の軽自動車は小さいので、そういうスペースでもすっぽりと収まっていたのです。
ところが、最近は軽自動車のサイズが、規格のいっぱいまで大きくなっていて、以前に比べて普通車とそれほど長さが変わりません。
今日も、近くに出来た大き目のホームセンターに行ったときに、「軽」と書かれたスペースがあったのでそこに駐車しようとしたのですが、タイヤ止めに後輪を当てるまで下げても、自分の軽自動車だけ通路に鼻先が出てしまったので、やっぱり普通車用のスペースに停め直しました。
結論としては、「軽自動車専用のスペース」というのは、長さが他に比べて「短い」わけなので、「軽」と書くのではなくて「短」と書いたほうがいい、ということです。
そうすれば、普通車であっても長さが短い小型車なら停められるし、軽自動車が通路にはみ出して停まるという事もないと思うのですが、どうでしょうか?
まっさん,楽しく読ませてもらいました。電車で笑ったよ。いつも視点がいいね!
コメントありがとう。