恐竜骨格模型プロジェクト

2014年の年末に、タルボサウルスの骨格模型を作り始めたんですが、全長40センチほどのサイズを想定していたところ、そのサイズでは、希望するほどの精密さが出ないと判明。しばらく作業を中断していました。

今回、2015ヨコハマ恐竜博に取材撮影に行くのを契機に、改めて原型の制作やり直しを決断しました。
2015ヨコハマ恐竜博の目玉は、ティラノサウルスの若い固体「ティンカー」とジュラ紀の肉食恐竜「トルボサウルス」です。
シーケンス 01.Still002
恐竜時代は「三畳紀」「ジュラ紀」「白亜紀」に分けられていて、最もデフォルメが進んで派手なのが、最後の「白亜紀」です。映画「ジュラシック・パーク」などは「ジュラ紀の公園」と言いつつも、出てくる恐竜のほとんどは白亜紀のものだったりします。しかし、改めて見てみると、ジュラ紀の恐竜の方が、動物としてバランスが取れていて、「かっこいい」感じがします。代表的な肉食恐竜「アロサウルス」を見ても、前足が程よい大きさで、機能的な猛獣のイメージがします。他にも人気恐竜のステゴサウルスなども、恐竜的アイコンを完璧に備えた、いい形をしています。
今回は、恐竜化石模型の原型作成のための参考資料としての写真撮影に徹してみました。
そこで、いつにも増して、造形物としての骨格をマジマジと観察して、実際の工作のための工夫を考えてみたのですが、いくつか「良い方法」を思いつきました。具体的な内容は伏せますが、比較的効率よく生産できる上、既製品の型抜き量産品ではなく、一点ずつ丁寧に仕上げる要素も活かせて、高級感のある模型にできるかも知れません。
一週間で原型完成を目標に、早速工作に入りたいと思います。
乞うご期待。

恐竜骨格模型プロジェクト” に対して1件のコメントがあります。

  1. おやびん より:

    1週間とは、ハードル上げましたね。
    masuda さんの腕前は、多少なりとも知っているつもりなので、完成を楽しみにしています。

    そうそう。
    『砂漠の恐竜展』を見に行った時、恐竜の胴体部分て、コクピットになるサイズだなと思いました。

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