DVD>8mmにすべき?8mmビデオが頑丈だった件
最近、大量にたまった昔のビデオテープを処分しています。とりあえずは、アナログビデオをUSB端子に接続する機器を使って、片っ端からPCに取り込んでいます。
痛感するのは、やはり、ビデオというのは一種のタイムマシーンだなあ、ということです。
その当時は何でもない一場面ですが、今になってみるともう撮り直しのきかない、人生の1ページです。
これを書きながらキャプチャーしているのは、25年くらい前、新人時代に職場の人たちと行った旅行の映像です。
何が写っているというほどのことも無いのですが、とにかく懐かしいです。
そして、これらの作業をしていて驚くのは、思いのほか、映像がきれいだということです。メーカーや保存状態にも左右されるようですが、概ね、大して傷んでいません。
過去の自主映画の撮影素材を取り込んだりしていると、この画質でもう一度、編集をやり直したい、と本気で思えてきます。(20年くらい前だと、PCに取り込んでノンリニア編集するためには、画質を1/2くらいに落とさないと、スムーズにキャプチャできなかったのです。そのため、8mmビデオの元素材よりかなり劣化した画質の完成版となっています)
これが、DVテープだったら、もっとエラーの多い映像になっていると思います。
さらにDVDなどであれば、かなりの確率でデータが壊れていて、見ることができない筈です。(現に、保存用のつもりでDVDにコピーしたものは、相当数、コピーすら出来ずに廃棄しました)
8mmテープデッキとDVDレコーダーが一体になったデッキがありますが、あれは明らかに古い8mmテープをDVDにコピーする需要に応えた製品だと思います。
しかし、「メディアは新しいほど耐久性が無い」とよく言われますが、冗談抜きで、記念として残したい映像はアナログのテープにもコピーしておいたほうがいいと思いますよ。メーカーや映像業者にとっては、なかなか言いにくいことだとは思いますが。
『新しいから良いもの』ではないのですね。
たしかに昔の家の方がしっかりしてる…と言う話は、良く聞きます。