低予算で本格B級モンスター映画を作る方法(14)・ワニガメの檻
鉄製の檻のミニチュアを作る
ショートムービーの始めのほうで、「車の荷台に乗った、ワニガメが入った檻」というのが出てきます。映像としては、1/6のラジコンと人物をデジタル合成するものです。その檻のミニチュアを制作しました。
ラジコンの荷台に合わせて寸法を決めて、構造、作り方を考えます。
材料は在庫の角材。カットして、木工用ボンドで接着します。
柵の部分は、なるべく細くしないとおもちゃっぽくなりそうなのと、とにかくまっすぐの柵にしたかったので、テニスのガットのように糸を張ることに。
最近はこういうピンバイスも100円ショップで売ってます。
そして、針を使って糸を張っていきます。
次に、糸の毛羽立ちを抑えるのと補強を兼ねて、水に溶いた木工用ボンドを糸に塗ります。
そしておなじみの水性アクリル絵の具
で灰色に塗装。檻の床面はベニヤ板。撮影時は、檻の中にワニガメのミニチュアを入れた後、針金で作った、コの字型のクリップで柵と床板を止めます。
茶色の絵の具で錆びた感じを加えて、完成とします。
次は木箱。手抜きして、木箱の写真を元に、パソコンで展開図を作ってカラー出力して作ります。
完成した木箱をラジコンの後部シートに載せ、その上に檻を乗っけます。
撮影ではこの中でカメが動いている予定です。
着々と小道具等の準備は進んでいますが、段々とその置き場所に困るようにもなってきています。
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