退屈な日々とは無縁です。「手作り映画」のすすめ
映画もDIYで手作り出来ます
私は、子供の頃に観ていた「川口浩探検シリーズ」の長編映画版を作りたい、という事で映像制作活動を始めました。
それから20年くらいたってから、原点回帰の意味もあって、30分前後の探検シリーズも作っています。
この新しい「チームウェンズデイ探検シリーズ」も、3本目の撮影・編集中で徐々に形になって来ています。現在、第2弾までは、当サイトの売店コーナーに出品していますが、第3弾も準備ができ次第、出品するつもりです。
この「チームウェンズデイ探検シリーズ」のスタート時の様子をKindleの無料本にまとめました。
私は高校時代に同級生の影響で映像に興味を持ちました。それ以来、もの作りの一環として「映像制作」が趣味と言えるようになっています。
趣味を持つという事は色んな意味で大事です。
私は元々好奇心が強いので、逆に「ここに新しい興味を持ってしまったら時間がいくらあっても足りないから、趣味にはしないようにしよう」と思うクチです。
ですから、無趣味の人が「何か趣味を持ちたい」という感覚は正直、よく分かりません。しかし、趣味によって世界が広がったり、精神衛生上良かったりすることは、時々感じます。
自主映画の特徴、というか映像制作の特徴ですが、大袈裟に言えば総合芸術であるということです。
絵画、造形、演劇、音楽、写真、文学、スポーツなど、思い付くほとんどの要素が映像制作の材料になります。
複数の人達と共同で作る場合はそれぞれの特技を活かせるし、一人で作るにしても、自分自身の中にいろいろな要素がありますから、それらを全て作品に反映させる事ができます。非常に無駄のない、経済的な趣味と言えます。
もうひとつの大きな特徴として、時間がたつほど完成品の価値が上がる、ということです。
大抵の場合、作品を販売したりはしませんから、「価値」というのは、「見直した時の嬉しさ」とでも考えた方がいいかもしれません。
DIY映画はタイムカプセルです
それはちょうど学校の卒業アルバムみたいなものです。
卒業直後もそれなりに見直すと楽しいかもしれませんが、もっと時間がたつと、同じアルバムを見返したときの楽しさは倍増してませんか?
色々変わったなあ、とか変わらないなあ、とか時間経過と共に増す魅力があるはずです。
それは、止めておくことができない時間の貴重さを感じるからだと思います。
卒業アルバムは写真・静止画です。
写真だけでもこれだけの嬉しさ、楽しさがあるのです。
考えてみてください。映像作品はその時の動き、声まで記録されます。
もちろん小説などと同様、作者の思想や好みといったものも詰め込まれています。
完成してから何年もたち、すべての面において未熟と思われるはずの作品でも、そのタイムカプセル的な魅力は絶対です。
私が自分で時々過去の作品を見直したとき、必ず感じるのは、「撮っておいて良かった」ということです。
仲間と作った作品であれば、そういう楽しさを時間がたってからも共有できるのです。
最近では動画投稿サイトに自作の動画を簡単に公開できます。
まずはそういう手軽なもので動画制作に親しむことも有効です。
その後、映像制作に興味が深まったら、ぜひ自主映画の制作をおすすめします。
その際、私たちの探検シリーズのように、自分の好きなもののパロディーなどでも十分だと思います。
子供の頃のごっこ遊びの楽しさを思い出しながら自主映画制作をすると、その時は馬鹿馬鹿しい楽しさだけかもしれませんが、時間がたつにつれ、かけがえのないものに思えてくると思いますよ。
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