手作りプロンプター実戦投入
オンライン講座のビデオコンテンツを撮影するために、プロンプターを自作した、という記事を書きましたが、これを活用して一気に2時間分くらいの撮影を行ないました。
基本的に原稿を覚える必要が無いので、つっかえる要素はない筈なのですが、やはり、しゃべりの仕事をしているわけではないので乱れまくり。
自分がしゃべりやすい文章にしたつもりなのに、これだけ失敗するんですから、プロの役者、ナレーターの偉大さが分かります。
結局、2日間行なった撮影は、1日目を終えた後、照明に改善の余地があったため、2日目に全部撮り直しました。
2日目の撮影は正味5時間半。これだけ休み無く一人でしゃべっていたことは、恐らく初めてだったと思います。
自作プロンプターを使って撮影をした結果、分かったことは、しゃべりの専門家でない人にとっては、やはりこれば強力な武器になる、ということ。
今回も、途中でつっかえたりして、使う映像の3倍くらいの時間、撮影していますが、原稿を覚えながらだとしたら、軽く10倍くらい時間が掛かっていると思います。
それから、「原稿はきっちりと書き込まないほうが良さそうだ」、ということ。
疲れてきたときは、話し言葉で書いてある原稿を読むだけ、というのは楽でいいんですが、棒読みにならないように、思いついたような言い方を混ぜようとすると、目で見ている文章と微妙に違ってくるので、かえって自分で混乱してしまうんですね。
話の内容に精通しているのであれば、プロンプターでは箇条書きを表示する方が、融通が利いて良いかも知れません。
ともあれ、自分にとっては、この自作プロンプターは、珍しく成功した工作でした。
カメラの前で、一人で話す、という映像を撮影する必要がある方は、「こういう手もある」と知っておいてもいいかもしれません。
Udemyの失敗しないビデオ撮影術を何度も観ながら学ばせていただいています。
講座のレクチャー内容をどのようにして喋られているのか疑問だったのですが、
やはりプロンプターを使用されていたのですね。
自作であったとは驚きでした。色々な知恵と工夫で撮影をする・・。
勉強になります。