オンライン講座のビデオコンテンツようやく完成
オンライン講座のビデオコンテンツがようやく完成しました。
10日ほどで製作予定だったのですが、説明用の別撮り映像をそろえたり、編集作業に思いのほか手間取り、半月以上掛かってしまいました。
何の作業をしても「思いのほか手間取り・・・」と言っている気がします。
昔、某スポーツの日本代表が、大会のたびに「格下相手にまさかのドロー」と報道されていたのを思い出します。
毎回毎回なんだから、いい加減、「まさか」とは思わんだろう、と思ってました。
ともあれ、現在、オンライン講座サービスのudemyの審査に出すところです。
この講座は、「初心者向け 失敗しないビデオ撮影術」というタイトルで申請を出そうと思っています。(審査の結果、ビジネス的な理由で変更の可能性もあります)
講座を作った動機は、一言で言えば「ビデオカメラの地位向上」ということです。
私が子供のころは、家庭用のビデオカメラなど存在しておらず、高校生くらいのころ、「いずれビデオカメラを手に入れたら、こういう作品を作りたい」と、仲間と妄想を膨らましたものです。
現在、申し分の無い性能のビデオカメラが、信じられないくらいの安さで手に入ります。
実際に、多くの家庭にビデオカメラがあると思います。
しかし、それが活用されているかというと、典型的な「宝の持ち腐れ」。
きっと、購入するときは、「ビデオカメラを買えば、こういう楽しい映像を撮ったり、見たりできていいだろうな」と期待したと思うんです。
しかし、実際に撮影してみると、確かに画質は良いらしいけど、素人ビデオ特有の「見ていられない映像」しか撮れなくて、人に見せられないどころか、自分でも見直さない、ということになりがちです。
これは、なんとももったいない。
そして、意外と「見ていられない映像」の原因や、解決するための簡単な撮影方法を解説しているものが少ないんじゃないか、と思い至った訳です。
MVG博物館、DIY特撮映画倶楽部では、趣味としての映画作りを広めようとしているのですが、それ以前に、「ビデオカメラを手軽に活用して、見やすいビデオ作品を作るための撮影術」をまとめないといけない、と思ったわけです。
「見ていられない映像」から卒業できていないのに、演出的な知識ばっかり頭に入れても、ろくなものが出来るわけがないからです。
今回、映像を作っている人からすると、「当たり前のこと」をまとめてみたんですが、やっぱり、これを意識しながら撮る人は少ないと思います。
何しろ、TVのCMでは走ってる子供の顔のアップが撮れる、強力なズーム機能をアピールしてる有様なのですから。
無事、審査が通って、講座が公開、ということになったら改めてお知らせしますが、ここでは、講座冒頭に配置予定のダイジェスト動画だけ公開します。