面白いストーリーを機械的に作る方法
インディーズ映画最大の弱点
自主映画、自主制作映画、インディーズ映画、DIY映画と、呼び方は色々あります。
この種の映画の特徴の一つは、作風の自由さです。
DIY映画は「他人から資金を集めて、商業的に成功しなければいけない」という制約が無い分、自由な発想で作品を作れるのがメリットの一つです。
ただ、それが理由で、多くの作品に共通する「弱点」があります。
身も蓋もない言い方ですが、それは、「ストーリーがつまらない」ということです。
映画のような創作物は、様々な要素で成り立っています。
ストーリーも要素の一部です。
仮に、ストーリーがつまらなくても、他の要素に魅力があって、鑑賞に耐えうる作品になる事もあります。
それでも本来、最も担保すべきは、「ストーリーの面白さ」の筈です。
ストーリーが面白いからこそ、集中して見てもらえて、役者の魅力、小道具の魅力、映像の魅力が充分に伝わるからです。
しかし、簡単に、「面白いストーリーにすればいい」と言っても、その創作技術を習得する具体的な方法はなかなかありませんでした。
面白いストーリーを作れる人の創作法を共有しようとしても、その作家個人の能力によるところが大きく、再現できないからです。
誰にでも出来る「面白いストーリー」
私もDIY映画作家として、常に「面白いストーリーの作り方」を課題と考えてきました。
せっかくエネルギーを注いで作る映画は、少しでも面白いものであってほしいからです。
そして、ようやくその問題を解決するための教材が登場しました。
「どんでんがえし大全1」は、システマチックに面白いストーリを作る方法を、具体的に解説しています。
この手法を活用すれば、少なくとも作ったDIY映画の「ストーリーがつまらない」ということにはならないと確信しています。
「どんでん返し大全1」は、ストーリーの基礎となる、「あらすじの作り方」の解説なので、小説、マンガ、映像作品など、ジャンルを問わず、創作作家の武器になってくれるでしょう。