創作活動の再利用
あなたは「金で魂を売るな」という古い価値観?
芸術活動や、趣味の創作活動。
一般の人にとっては、本業とは別の、趣味の活動かもしれません。
ただ、時代は変わり、仕事のあり方も
- 本業と副業
ではなく
- 全て「複業」のひとつ
と考えるべき時に差し掛かっています。
「趣味の活動」を持っているのなら、その知識や技術といった価値を他の人に提供することで、「商品」を作ることが出来ます。
実際に、趣味と実益を兼ねたビジネスで成功している人は大勢います。
そんな中、
- 自分の活動は金とは無縁の、純粋なものだ
- 趣味の創作で商売するのは、金で魂を売るようなものだ
という事を言う人達が一定数、生き残っています。
この前提になっているのは、「金=汚らわしいもの」という刷り込みです。
あるいは、「金を取ってないんだから厳しい批判はしないで」という甘えた意識も含まれるでしょう。
実際はどうか。
金は価値の交換のための道具に過ぎません。
その情報に価値を感じて、欲しいと思う人がいれば、それに見合う価値と交換に情報を提供して、双方が得をする。
それだけです。
趣味で創作活動をする人は、積極的に商品化するという選択肢があります。
世の中にはわざわざ人の揚げ足を取ることにエネルギーを注ぐ人がいるので、あなたが商品として、創作活動の成果物を販売すると、批判されることもあるかもしれません。
ただ、違法なこと、悪いことをしていない限り、堂々としていればいいんです。
世の中の人、全員と仲良くする必要はありませんし、不可能です。
攻撃してくる人は無視で十分。ことさら戦うことも不要です。
それよりも大切なのは、「給料として得る収入」の他に、自分だけの力で顧客と直接取引をして収入を得る力と身に付けることではありませんか?
STORES.jpという選択肢
個人が商品としてのコンテンツを作るところには大きな壁があるのは確かですが、そこは努力しかありません。
そもそも創作の趣味がある人は、コツコツとものづくりを継続する、「才能」はあると言えますから、努力さえすれば商品が作れます。
その後、販売のシステムは自分で構築する必要はありません。
例えば、STORES.jpのようなところに無料で登録して、自分のオンラインショップを作って、商品を並べれば、販売の準備まではできます。
その後は、各自がマーケティングの勉強をして、その商品を購入すること満足感を得られる顧客を、いかに多く連れてくるか、という工夫が必要になります。
私も、自主映画制作支援のコンテンツを中心に、STORES.jpに商品を並べています。
参考までにご覧ください。
創作のゴールはどこか
「自分の創作は他人に見せるものではない」と考える人もいるかも知れません。
しかし、多くの創作物は、他人に鑑賞されて完成します。
その際、無料で公開する方法もありますが、実際は無料で見る人は、それほどじっくりとあなたの創作物を鑑賞してくれません。
価格はともかく、購入したものであれば、「元を取りたい」という意識が働きますから、隅々まで鑑賞してくれる傾向があります。
創作者としては、そちらのほうが嬉しくはないですか?