共同創作活動の場を利用する・まずは量産して技術力をアップするために
共同作業が必要な創作
創作活動にはさまざまなものがあって、いろいろな分類ができますが、こういう分け方も出来ます。
- 一人で完結できるもの
- 共同作業が必要なもの
映画づくりは典型的な「共同作業が必要なもの」です。
個人で作るアニメーションなど、例外もありますが、大抵の場合は撮影の段階で、少なくとも出演者という協力者は必要になります。
映画製作者にも2種類あります。
- 出来るだけワンマン体制で活動したい人
- 積極的に共同作業を行いたい人
ワンマン体制で活動したい人の弱点は、何もかも自分一人で作業を進めるため、制作ペースが遅いことです。
全ての作業は「量稽古」によって品質が上がります。
制作ペースが遅いという事は、量稽古が出来ないので、作品の品質がなかなか上がらないのは当然です。
映画ような創作物は鑑賞者がいて成立するものなので、「鑑賞に堪えうる品質」にすることが大事なんです。
共同作業によって制作ペースを速めることで「量稽古」が出来るようになります。
共同作業を行いたい人の場合、にも問題があります。
例えば「監督」をやりたいと思っても、脚本や俳優がいないとスタートできません。
撮影後の「編集」も、「スマホでもできる」とはいえ、「監督」をやりたい人にとっては、その作業自体はやりたいわけではないことも考えられます。
一方で、共同作業を行いたい人の中には、
- あらすじを考えたい人
- あらすじを元に脚本を書きたい人
- カメラマンをやりたい人
- 編集作業をやりたい人
がいます。
それぞれの作業には別々の楽しさがあるからです。
そして、いくら楽しいとは言っても、これらの個別の作業だけでは作品は形になりません。
「いつか映画をつくってみたいなあ」
「今の時代個人でも作れるんだよなあ」
と漠然と思ったまま、時間だけが5年、10年と過ぎていませんか?
私には後悔がたくさんあります。
「ここを舞台にしたらいい作品が作れそうだなあ」と思っていた場所は取り壊されたり、仲の良かった仲間とも疎遠になったり、相手が亡くなったり。
「あの時、映画を作っておけばよかったなあ」と思っても時間は戻らないんですね。
そう思っている「今」も時間が経つと「あの時」になるんですよ。
私自身は元々、かなりワンマン体制での作品作りを好むタイプです。
ワンマン体制ならではの「作品を量産できない」という制約に苦しめられたり、逆にいつも撮影を手伝ってくれた古い仲間に昔の作品を改めて見せたときに「懐かしいなあ!」と喜んでくれたりすることで、「共同作業も良いものだなあ」とつくづく感じます。
オンラインで共同作業の「場」を作る
そこで作ったのは「DIY映画倶楽部」です。
DIY映画倶楽部は、共同作業を行うためのサークルです。
「共同作業」の度合いはさまざまです。
- 自分の創作物に対してアドバイスが欲しい
- 自分が苦手な分野の作業を誰かに依頼したい
- 自分が出来る範囲でちょっとだけモノ作りに参加したい
実際の撮影に関しては、近くに住んでいない限りなかな協力は出来ません。
しかし、映画作りのうち7割程度は「撮影以外」の作業です。
その作業は、オンラインを使ってのやり取りで充分事足りるんです。
今の時代、これを利用しない手はありません。
DIY映画倶楽部は、小難しい映画談義をする場ではなく、映画作りを話題の中心にして遊ぼう(あわよくばみんなで収益を出そう)という倶楽部です。
「蕎麦打ち愛好会」などと同じような感覚と思っていただいて構いません。
入部は、インターネットの環境でやり取りが出来る方に限らせていただきます。
メールアドレスをお送りいただいた後、無料で利用できる、Chatworkにご招待し、その中でやり取りをしています。
グループチャットに抵抗がある場合は、主宰である私と個別にやり取りをしていただいても構いません。
もし、創作活動に変化を与えたい、または、これを機に創作というものを始めてみたいという人は、是非、ご連絡をください。
特典などがまだ十分に確立していないので、2024年現在、DIY映画倶楽部への入部は無料です。
是非、ご検討ください。
DIY映画倶楽部のご案内
創作活動としての映画製作は最高に楽しいものです。
昔はネックだった撮影・編集環境も、現代では簡単に手に入ります。スマホをお持ちの時点で最低限の環境はすでに揃っているとも言えます。
- 趣味がない人。新しい趣味で楽しみたい人
- 自分の創作がしたい人
- 映像作品に出演して目立ちたい人、目立つ必要がある人
にとっては最適の趣味であることに間違いありません。
ただ、実際の映画製作には多くの工程があり、全てのノウハウを一人で身に付けて実践しようとすると大きな労力と長い時間が必要になります。
DIY映画倶楽部は入会費無料の映画作り同好会です。
広い意味でのストーリー映像を作るためのノウハウを共有し、必要であれば技術的な支援もしながら、あなたの創作活動をお手伝いします。
詳しくは以下の案内ページをご確認ください。