2025年11月13日 / 最終更新日時 : 2025年12月5日 masuda 創作アイデア・哲学 小説を映像化する前に知っておきたいこと・「そのまま映像化すればいい」という勘違い 小説と映像は、そもそも違うメディア 「原作小説は面白かったのに、映画はなんか違った。そのまま映画にすれば良かったのに」 そんな声をよく聞きます。 意図的なキャラクター変更や設定変更を批判している場合は、資金を調達する中で […]
2025年11月8日 / 最終更新日時 : 2025年11月29日 masuda 映画製作ノウハウ 室内撮影に照明は必須と言うけれど・邪道映画術的ライティング法 技術的要素の優先順位を考える 「映画作り」には、物語づくりとか演技、演出といった「ソフト的技術」とは別に「カメラの操作」のような「ハード的技術」がたくさんあります。 全てにおいて高水準の技術者集団が揃っている、プロの商業 […]
2025年11月4日 / 最終更新日時 : 2025年12月18日 masuda 特撮技術(手法としての特撮) 自主映画撮影の制約を乗り越えろ!グリーンバック合成の実践ガイド・低予算でも可能な列車内シーン 小説と映像・表現の自由度と現実的な制約 物語創作のうちでも「小説」は場面の選定が自由なことが大きなメリットですよね。 国会議事堂の中で銃撃戦が始まったり、水田地帯に旅客機を不時着させたりという描写も、文章に変換さえできれ […]
2025年10月9日 / 最終更新日時 : 2025年12月18日 masuda 特撮技術(手法としての特撮) グリーンバック撮影による共演の工夫 メリットはキャスティングとスケジュール調整の容易さ 私は今後作る作品は自分で「升田式スーパープリヴィズ法」と名付けている手法を使って、登場人物はほぼ全てグリーンバックで撮影をすることにしています。 この手法のメリットは明 […]
2025年10月4日 / 最終更新日時 : 2025年12月18日 masuda 特撮技術(手法としての特撮) 特撮と映像デザイン:本物志向から自由になるヒント 撮影に頼らずに映像をデザインする選択肢 映像作品における「映像」とは、「個々のショット」と「ショットを繋げたシーン」で成り立っています。 従来の映像製作では、映像の最小単位である「ショット」は「撮影」によって完了させてい […]
2025年9月28日 / 最終更新日時 : 2025年11月29日 masuda レビュー 吹き替え映画の魅力 吹き替え映画とは何か 日本映画以外の外国映画を見る時、字幕を付けて見るのか、声自体を全部吹き替えて日本語にして観るか二通りがあって、日本語のセリフに入れ替えたものを「吹き替え映画」と呼びます。 これは昔から賛否両論ありま […]
2025年9月21日 / 最終更新日時 : 2025年12月18日 masuda 創作アイデア・哲学 AI時代に問い直す「アナログ特撮」の存在意義 「本物」と「偽物」の美学 映画やドラマには、昔から「特撮もの」と呼ばれるジャンルがあります。 最近では「特撮変身ヒーローもの」と混同されがちですが、ここでいう「特撮」というのはそれとは違います。 昔の作品の場合、手法は主 […]
2025年7月18日 / 最終更新日時 : 2025年11月29日 masuda 創作アイデア・哲学 禁じ手のソフトストーリー映像を作る意義 ソフトストーリーとは何か 人間ドラマを重視したエンタメストーリーに対して、ドラマの起伏が小さく、明確な結末のないような、雰囲気重視のストーリーをソフトストーリーと言ったりします。 シナリオの教科書などで時々取り上げられる […]
2025年5月9日 / 最終更新日時 : 2025年12月18日 masuda 創作アイデア・哲学 芸術映画は天才の領域か? 簡単に動画の撮影ができて、自主映画・個人映画が作れる時代になりましたから、どんどん映画を作りましょうと言っています。 通常お勧めしているのはオーソドックスなエンタメ作品です。 創作の動機はさまざまあるんです […]
2025年4月10日 / 最終更新日時 : 2025年12月18日 masuda 創作アイデア・哲学 理解力が違う「啓発映画」の底力 私は実は地元の自治会関係で広報のボランティアを担当しています。 地元で何かイベントがあると、ちょっと写真や動画を撮ってくれというように頼まれて、覗きに行くことがあるんです。 先日も近くの施設で参加者20人ぐらいの小さなイ […]