提案するには観察が必要

会社の近所で昼時、路上で販売している弁当をよく買います。
インスタントの味噌汁付きで値段は500円。ペットボトルのお茶を付けても550円なので、なかなか人気があります。しかも種類が8種類あるので、客層も広く、繁盛しているようです。

ところが最近、小さな変化がありました。売り子の女性が変わって、行列がいつもより長くなったのです。
お客が増えた、という意味ではありません。回転が悪くなったのです。
以前から感心していたのですが、元々の売り子さんは、常連客と短い挨拶しながら、客の好みを覚えていたのです。
例えば私の場合、かなりの確率で豚肉の弁当を買います。そうすると、買いに行ったときにまず「今日の豚肉はこれとこれですね」と私向けのオススメを提案してくれるのです。他の魚好きの人、唐揚げ好きの人にも同様に案内しています。大抵の場合は常連客なら2,3秒で即決して買えます。たまには他にしようかなと思って即決しなかったとき初めて、8種類のメニューを順に説明するのです。
それが、新しい人に変わると、当然、常連客の好みは知りませんから、オススメの提案ができません。ひらすら8種類のメニューをくりかえし説明し続けることになっているのです。

全てのメニューを把握してからじっくり考えて選びたい人もいるでしょう。同様に、旨ければなんでもいい、という私のような人も多いのです。同じ物を販売する場でも、スムーズに回転させるには、コミュニケーションが大事だなあ、と改めて感じました。

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