グリーンバック映画入門のご案内

今回は、Udemyで新しく公開したオンライン講座「グリーンバック映画入門」の内容と、この講座を作った理由についてお話します。

【講座の内容】

オンライン講座「グリーンバック映画入門」は、このメルマガを長くお読みの方にはおなじみの、「クロマキー合成」という手法を使った映画の作り方解説です。

合計3時間超の動画講座です。

 

ちょっと欲張って、ストーリー作りにも触れています。

これは、私がarasuji.comの今井昭彦先生から習っていることの一部です。

単なる「映像遊び」でななく、あくまでも映画、ストーリー映像を作ることを意識しているので、派手で楽しそうな「映像制作」の前に、やや地味で退屈に思われがちな、「ストーリー作り」を解説しています。

 

最低限、面白味のあるストーリーは、映画製作全体のモチベーション維持のための燃料になりますし、何より、完成形を人に見せるための最低限の条件です。

良くある、映画製作の教本では、この部分がすっぽり抜けていて、不満だったので、あえて加えました。

 

クロマキー合成がどういうものかについては、以前であれば、説明が面倒でした。

しかし、今は、zoomなどでテレビ会議をする際に、背景を差し替えるために一般的に使われる機能なので、イメージしやすいと思います。

人物の背景に緑色の布などを配置して撮影すると、緑色の代わりに、好きな画像や映像に差し替えられるという合成手法です。

 

通常、映画の中で使われるクロマキー合成映像は、全体のほんの一部です。

「シャッター・アイランド」のように、多くのシーンをクロマキー合成で作る映画もありますが、基本的には「実際に撮影できない映像をグリーンバック合成で表現する」という使われ方です。

 

ですから、大抵の場合は、通常のシーンと合成シーンのギャップが違和感を感じさせてしまう、という弱点があります。

 

私は、いくつかの理由から、映画全体を、グリーンバック合成した映像で作る手法を採用することにしました。

もちろん、合成の違和感は覚悟の上です。

それを上回るメリットがあると判断してのことです。

 

違和感は、ハンバーガーに例えたらどうでしょうか?

 

「高級なパンに高級な肉を挟んだハンバーガー」

これが、映像合成の無い、本格的な大作映画の贅沢な味です。

 

映画の一部だけ、撮影上の都合から合成映像を使った場合、そして、その映像が「技術的にやや難がある」つまり、「合成だとバレてしまう」という場合、

「高級なパンに安い肉を挟んだハンバーガー」あるいは

「安いパンに高級な肉を挟んだハンバーガー」になります。

 

それぞれ、

  • 「パンは美味いな」
  • 「肉は美味しいな」

とはなりません。

 

  • 「肉が不味い」
  • 「パンが美味しくない」

という印象になります。

 

それよりも、思い切って

「安いパンに安い肉を挟んだハンバーガー」

にした方が、「値段なりに美味しい」と感じさせることが出来ます。

これが、マクドナルドの選択した方法です。

 

つまり、その映画作品の映像全てをクロマキー合成にすることで、個別のカットの違和感を感じさせなくするという荒業です。

映画開始早々、合成映像を見せて「この作品はこういうものだ」という作風と認識させてしまうわけです。

 

「安いハンバーガーは食べない」という人がいるのと同様、グリーンバック映画を受け入れられない人も当然いるでしょう。

それは構いません。

 

ただ、作り手としては可能性に雲泥の違いがあります。

色々な制約から、高級ハンバーガーは数年に1つしか作れない、あるいは一生、1つも作れないかもしれない。

でも、安いハンバーガーなら、1年にいくつも作れる。

あなたは、どちらを採りますか?という話です。

 

具体的に言うと、グリーンバック映画の手法を使うと、製作期間が数分の一になります。

時間はそのままコストにも反映されますから、費用もはるかに少なくて済みます。

 

それから、登場人物の問題。

 

通常の映画であれば、登場人物が決定しない限り、撮影はスタート出来ません。

しかし、この手法では、登場人物が一人も決まっていなくても、7割までは作品を完成させることが出来ます。

 

それに加えて、「完成した作品の登場人物をそっくり入れ替える」という事が容易にできる特徴があります。

既成の作品に、仲間同士で気軽に出演して、それを見て楽しむ、という使い方の他にも使い道があります。

 

実は、インディーズ映画の場合、完成した作品を公開できなくなることがあります。

撮影時、フリーランスで活動していた役者さんが、後に事務所に所属した場合など、本人の意思とは別に、権利の問題が発生するからです。

 

契約書を交わしていない限り、問題はややこしくなるので、トラブルを避けるため、その作品は封印せざるを得ません。

 

しかし、グリーンバック映画であれば、次善策として、その役者さんだけ別の人物と差し替えて、作品を公開する、という離れ業が使えることになります。

せっかくエネルギーを注いで作った作品を、「封印させるしかない」という悲劇を避けることもできるのです。

【講座を作った理由】

グリーンバック映画には、私のオリジナル手法である「升田式スーパープリヴィズ方式」を使います。

これが普及しようがしまいが、私はこの手法で作品を撮り続けるつもりなのですが、私の構想というか妄想として、「低予算映画の量産」があります。

 

ドライブインシアターの時代に台頭した「ロジャー・コーマン」のように、あるいは、レンタルビデオに特化して成功した「アサイラム」のように、スマホ視聴時代に合わせて「面白い低予算映画の量産」に挑戦したい、というものです。

 

「グリーンバック映画入門」は、そのためのスタッフ養成用の基礎講座でもあります。

「いずれ、講座の受講者の中から、協力スタッフを発掘したい」という目論見もあります。

 

ただ、講座を受講する方の90%以上は、実際には行動しません。

「受講そのものを楽しむ人」が大半であることは分かっています。

 

そんな、「受講そのものを楽しむ人」のためにも、

・創作活動の面白さ

・映画のメイキング過程を知る面白さ

を味わえるような内容にもしたつもりです。

 

Udemy講座「グリーンバック映画入門」

Udemyでは、様々なキャンペーンが実施されます。

そのうち、講師が実行されるキャンペーンが、「クーポンの発行」です。

 

若干数ですが、期間限定【無料】クーポンをご提供したいと思います。

(クーポンには数に限りがあります。ご了承ください)

年末年始にUdemyで「グリーンバック映画入門」を受講されてはいかがでしょうか?

 

(Udemy講座では、「受講生の評価」がその後の販売に大きく影響しますので、ご協力頂けると助かります)

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

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