動画の価値
日頃から、何か映像や音声のコンテンツを作って活用したいなあ、と妄想しているのですが、一方では散歩や小旅行に行ったときの映像素材は溜まる一方です。
せっかく撮ったのだから、何かしらドラマ性を持たせられないか、などとも思っていましたが、結果的に眠らせておくほうが勿体ないので、特に工夫もなく、比較的見やすいところをシンプルに編集して公開することにしました。Youtubeチャンネルの「水晶宮博覧会」というところにアップしています。当HPのインフォメーションで紹介しているので、よろしければ暇潰しにご覧ください。時々のぞいていただくと、動画が増えていると思います。
Youtubeの動画というのは、結構役に立って、例えば旅行先でどこか面白い観光スポットがないかなあ、と検索してみると、いい下見になります。自分でアップした動画も、もしかしたらそんな下見やロケハンの役に立つかもしれない、と期待してます。
写真や動画というのはちょっとしたタイムカプセルの機能もあって、いつも見慣れているありきたりの風景でも、撮影したあと時間がたつと、驚くほど変化していたりします。人も変化しています。20年ほど前に実家で飼っていた犬の映像など、当時は撮るものがなくてイタズラで撮っただけですが、本当に懐かしく思います。
そう考えると、撮影した映像の価値というのは、保存する時間に比例して上がる部分もあると思います。皮肉なことに他のメディアと同様、映像も、古いタイプのメディアの方が長持ちします。DVDは恐らく10年か20年でデータが壊れて再生できなくなります。しかし、昔の8mmフィルムは色はあせても見られます。VHSもかなり頑丈です。保管していてもきりがないので、数百本あった自分のVHSは順次DVD等にコピーして捨てていますが、多分、長持ちはしないでしょう。
著作権や肖像権の問題にならないものについては、公開して、知り合いなどと懐かしさを共有するのもいいのかなあ、と思います。
